〔研究の動機〕
私たちは地理の授業で再生可能エネルギーについて学び、ブラジルなどで再生可能エネルギーの1つとしてバイオエタノールが製造されていることを知った。昨今、気候変動などによる大規模な災害によって、多くの農作物が被害を受けている。被害を受けたことにより、食べられなくなってしまう農作物をバイオエタノールとして活用することができれば、野菜を無駄にせず、新たなエネルギーを生み出すことができると考えた。そこで、規格外野菜に着目し、燃料化に適した野菜の種類や加工(保存)方法について探究することで、新たなエネルギー源の発見のきっかけにできればと思い、研究を始めた。
〔結論と感想〕
①酵母のエサとなる砂糖の量、働く酵母の量が増えること、酵母が活動しやすい温度(40度)になることでアルコール濃度が高くなる。②野菜を乾燥させる、焼くなどの加熱処理をすることで、アルコール濃度が高くなる。乾燥させる加工が最もアルコール濃度が高くなる加工方法である。また、腐敗させるとアルコール濃度が低くなる。③炭水化物や不溶性食物繊維が多く含まれる乾燥させた果物や菌類を使うことで、高いアルコール濃度のバイオエタノールを作ることができる。
約1年間、部員と協力を続け、研究を行えてよかった。この研究を通して、今世界が抱えている課題を少しでも改善できるようなヒントにつながればいいなと感じた。

