第49回入賞作品 中学校の部
佳作

養老川の干潟の研究Ⅴ
小さな干潟に生息する貝類

佳作

千葉県市原市立五井中学校2年
 時田 瞳
  • 千葉県市原市立五井中学校2年
     時田 瞳
  • 第49回入賞作品
    中学校の部
    佳作

    佳作

研究の動機

 私は、小学校2年生、4年生から6年生まで、養老川の干潟の研究をしていました。昨年、12月に久しぶりに卯の木公園側の干潟を見に行ったところ、潮見大橋から養老大橋の間で、堤防工事が行われていました。この場所は、私が6年生の時に、貴重なハママツナの群落があることが分かった場所だったので、大変、ショックを受けました。養老川の干潟の状況を克明に調査して、貴重な生物が生息していることをみんなに知ってもらうことが、今、私にできる唯一のことであると思いました。

研究の方法・結果・考察

貝類実態調査

護岸調査 調査区間を60mに区切り、区間毎に付着貝類を確認するため護岸や岸沿いを調査した。左岸48区間・49地点(2880m)、右岸14区間・14地点(840m)
底質調査 調査区域は120m×120mのメッシュの範囲を設定し、区域毎に干出している場所の調査をした。調査地域はメッシュの中心地点付近に置いた。調査区域50区域・50地点(調査面積57.96ha)

個別調査

結果・考察

 

付着貝類15種、底生貝類15種の生息を確認することができた。以前に市原市や東邦大学の調査で確認できなかった12種を確認することができた。千葉県レッドデータブックに記載されている最重要保護生物のウミニナ、ウネナシトマヤガイ、要保護生物のオキシジミ、ソトオリガイも確認できた。しかし、特にウミニナについては2個体しか確認できなかったので、絶滅する可能性が非常に高い。地図に区間やメッシュを設けて整理し、貝類の生息距離や面積、区間ごとの生息種数や生息数などを数値化できたことは、今後の干潟の保全に役立つと考えられる。 生息区間距離・生息区域面積表

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