毎日新聞社代表取締役社長
松木健
科学にとって新しい時代の幕開けを感じさせるようなニュースが、世間をにぎわせています。例えば、2024年のノーベル賞の化学賞と物理学賞は、いずれもAI(人工知能)分野の研究に贈られました。ほかにも、宇宙開発をしているベンチャー企業「ispace」が月着陸船の開発を進めています。日本の民間企業が初めて月面着陸に成功する日は、そう遠くないかもしれません。
皆さんは新しい時代に活躍する科学者の卵です。社会の発展につながる素晴らしい研究は、普段の生活の中で見つけた「なぜ?」「どうして?」という疑問から始まることもたくさんあります。これからもひらめきや、それをもっと調べてみたいという「科学する心」を大切にしてください。このコンクールを通じて、皆さんが感じたドキドキやワクワクを共有できることを楽しみにしています。
7月1日(火)より作品の受付を開始します。
昭和35年から続く当コンクールは、今年度で66回目を迎えます。一人でも多くの子供たちにこのコンクールをきっかけとして、自由研究の楽しさ、科学の面白さを実感してもらえたらと思います。 個人での応募の他、グループやクラス単位での研究作品も受け付けていますので、夏休みの自由研究や科学・理科部の研究作品発表の場として、ぜひご活用ください。 全国の小学生・中学生のみなさん、身近な不思議のいろいろな研究をお待ちしています。
応募締切:2025年10月31日(金)(当日の消印または宅配便受付印有効)
2025年07月01日