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釣りの大好きな子ども達と先生が額を寄せ合い、実に楽しそうに「釣り針の謎解き」に挑んでいました。謎を解く過程は、試行錯誤と創意工夫の連続でしたが、そこには楽しみながら“科学する心”がありました。
この度、科学教育の振興に永い伝統と権威をもつ貴会主催、「第46回自然科学観察コンクール」において、本校6年生片桐裕人・高橋亮両君の共同研究、『つり針の形の秘密をさぐる』が佳作に入賞し、廣瀬教諭が指導奨励賞、そして思いもかけず本校が名誉ある「学校奨励賞」の栄に浴しましたことを、大変喜ばしく光栄に思っております。毎日新聞社をはじめ、主催・後援された関係機関並びに関係各位に、心から御礼を申し上げます。
私たちの美浦村は、日本第2位の湖沼霞ヶ浦に面し、万葉の時代から歌に詠まれた名峰筑波山を望む、“湖岸文化のいきづくまち”であります。水郷筑波国定公園に指定されている湖岸には、ヨシやガマなどの水生植生帯が形成され、オオヨシキリやガン・カモ類などの鳥類やたくさんの魚介類が生息しています。
本校のある安中地区には、「日本考古学の原点」と呼ばれる国指定史跡「陸平貝塚」があり、スダジイやシラカシなどの植生や、ベニイトトンボやモンキアゲハなど生息する貴重な自然環境が残されています。
霞ヶ浦の水辺や陸平の豊かな自然、歴史を生きた教材として取り組んでいる「総合的な学習の時間」や、全校児童が参加し陸平の自然や歴史を体感する「陸平探検」、古代から枯れることのないブクブク水(湧水)を利用した古代米づくりなどの様々な体験活動は、熱心なボランティアの皆さんや地域の人々の温かい協力によって支えられています。
“安中っ子”たちが、これからも身近な自然や何気ない日常の出来事の中から“不思議”の種を見つけて膨らませ、独創性を発揮して、楽しみながら“科学する心”を育んでいってくれることを願って止みません。 |