日常の生活や自然の中には、不思議が沢山潜んでいます。
たとえば、朝顔のツルが左巻きなのか右巻きなのか、自転車はなぜ倒れないのか、渡り鳥はどこから飛んできてどこへ飛んでいくのか、などなど枚挙に暇がありません。
しかし、あなた自身が不思議を感じる心や科学する目を持たない限り、これらの不思議を見過ごしてしまいます。
木からリンゴが落ちるのを見て、不思議を感じ、万有引力の法則を発見したニュートンは、亡くなる直前にこんな言葉を残しています。
『世間の目にはどう映るか知らないが、私自身には、真理の大海は発見されないままで私の眼前に横たわっているのに、自分は砂浜で遊びながら時々普通のよりもなめらかな小石や美しい貝殻を見つけて楽しんでいる一人の少年にすぎなかったように思われる』
知の巨人と称えられたニュートンでさえ、「自分は自然についてほとんど何もわからない」のだと言うほど、自然は不思議の宝庫なのです。科学(理科や算数や数学)を勉強するというと、書物で色々な知識を身につけることと思われがちですが、それだけでは十分ではありません。
真の意味で“科学する”とは、自分で不思議を見つけ、実験や観察などに工夫を重ね、試行錯誤を繰り返しながら、そこに潜む真理を突き止めることです。
さぁ、諸君の出番です。
不思議を感じるアンテナをあなたの心に張りめぐらせて下さい。また、その不思議を解き明かすため、時には顕微鏡や望遠鏡を用いたり、さらにはあなたの頭の中にとても切れる“謎解きメス”を準備してください。
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