子供の科学

色のいろいろ

太陽の光は、「虹の七色」でできている…ってことは、みんなも知ってるよね。では、テレビやパソコンの画面、新聞や雑誌のカラー写真も、すべてその七色でできているのかな? ルーペを使って、身近なカラー画像を観察してみよう。そこには意外な事実が…?

準備するもの10倍くらいのルーペがあればOK。なければ虫眼鏡でも観察できるよ。


プラズマテレビ
赤、緑、青の3色の光が、お行儀よくズラリと並んでいる。この3色の組み合わせや光の強さによって、画面上にあらゆる色を表現しているんだ。


ノートパソコンの液晶モニタ
プラズマテレビと同じように3色の光が並んでいるけど、ひとつひとつがテレビよりも小さいぞ。これはテレビよりも画面が小さいのに、画素数が同じくらいあるからなんだ。液晶モニタを使っているキミは、今見ている画面をルーペで見てみよう!


「子供の科学」の表紙
赤、青、黄の小さな点がいっぱい!点の大きさや密度によって、色の種類や濃さが変わってくる。3色が混ざると黒になるぞ。



新聞の写真
こちらもたくさんの点が集まっているけど、雑誌の表紙よりもやや粗めかな? 紙質によって、インクのにじみぐあいなども変わってくるみたいだ。


写真
ルーペで拡大して見ても、「子供の科学」の表紙や新聞のような点は見あたらない。なぜだろう…?


こうやって撮ったよ



デジカメとルーペがあれば、ここに紹介したような拡大写真が、簡単に撮影できるよ。
見たいものにルーペをあて、さらにデジカメにルーペをのぞかせて撮影したんだ。暗い場合には電気スタンドや懐中電灯を横から近づけて、光を当ててあげよう。1度ではピントが合わないこともあるので、少しずつ位置をずらしながら、ピントの合う位置を探ろう。

 

機材提供:オリンパス【コンパクトデジタルカメラμ1060】


色の正体…「光の三原色」と「色の三原色」

太陽の光をプリズムに通すと、赤から紫まで、いわゆる虹色があらわれる。この色を大きく分けると、赤、緑、青の3色に分けることができ、これを「光の三原色」と呼んでいるよ。
この3色は、組み合わせや光の強さを変えて重ねあわせることで、ほとんどの色を表現することができる。プラズマテレビや液晶モニターで見られた赤、緑、青の3色の光は、まさにこれ。この3色を組み合わせることで、画面上にさまざまな映像を表示しているんだ。
光の三原色のうちの2色を重ねると、緑+青でシアン(藍)、青+赤でマゼンタ(紅)、赤+緑でイエロー(黄)という3色ができる。これが「色の三原色」だ。「子供の科学」のような印刷物では、この3つの色の濃さと組み合わせで、さまざまな色を表現している。
光の三原色では、すべての色を重ねると白になるけど、色の三原色では黒になるぞ。


無限に広がる三原色

ルーペで観察すると、画面は赤、青、緑、印刷物はシアン、マゼンタ、イエローの3つの色だけでできていることがわかった。
光の三原色も色の三原色も、3色だけでほとんどの色を表現できるなんて驚き! テレビの画面も印刷物も、ルーペで拡大した一部分だけじゃ、全体がどんな画像かなんて想像もできないよね。
ところで、今回は、カメラで撮影した写真も同じように観察してみたよ。いろいろなものを見た後だったから、これも同じだろうなぁと思っていたら……ムムム!? 「子供の科学」の表紙や新聞みたいな点が見えると思ったのに、どんなに目を凝らしても滑らか! なんでだろう? 気になった人はぜひ調べてみてね!


注意 テレビやパソコンなどの画面は、長時間近くで見ないようにしましょう!

  • 著/塩野祐樹
  • 提供:(株)誠文堂新光社「子供の科学」編集・加筆

この実験を参考に、いろいろな研究テーマを探してみよう!

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お店でプリントしてもらったり、自宅のプリンターでプリントされた写真に、雑誌のような粒は見えない。写真の原理を調べてみよう。

カラー画像のできかた調べ

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虹の正体を探れ!

雨上がりの空などにかかる虹はどうやってできる? 自宅の庭に虹をつくるには? 虹の向こうに行けるのか? 二重の虹や、夜に見える虹があるらしい…? 光のマジック、虹の正体を調べてみよう。

光と電波と紫外線の関係?

目に見える光は、「可視光線」とよばれる電磁波の一種。では、リモコンに使われる赤外線、お肌の大敵紫外線、レントゲンのX線、テレビやラジオを流す電波などは、どんな電磁波? 電磁波について詳しく調べると、世の中が違って見えてくるぞ!

様々なものをルーペで見てみよう!

ルーペで見てみるとおもしろいものが身の回りにはいっぱい! 例えばお札。現在発行されているお札には、一見するとわからないくらい小さな文字(マイクロ文字)が印刷されている。どこにあるかわかるかな?

 

このほかにも、いろいろな種類の紙や布、金属の表面、植物、石、小さな電子部品などなど、手当たり次第に見てみよう!

作品ができあがったらシゼコンにチャレンジしよう

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