固くなるぞうきんの秘密

茨城県取手市立稲小学校  5年 坂槇 健伍

研究の動機

夏休みに久しぶりに学校へ行った時、ベランダに出てぞうきんをみてみると、ほとんどのものが固くなっていました。終業式ではやわらかかったぞうきんがこんなに固くなってしまうのはなぜだろうかと思い、それについて研究を進めていくことにしました。

研究の方法・結果・考察

仮説1

水分説 ぞうきんに含まれた水分がなくなると、固くなる。

仮説2

せんい説 ぞうきんのせんいに、よごれがつき、せんいがからまることにより固くなる。

研究1

未使用の外で干したぞうきんと屋内で干したぞうきんの重さを計り、固さを調べた。20日後まで変化を調べた。

結果

両方とも20日過ぎても固くならなかった。水分の量とは関係がないようだ。

研究2

使用済みのぞうきんで研究1と同様の実験をした。
使用済みのぞうきんは外で干しても屋内で干しても固くなることが分かった。ぞうきんが固くなるのは、よごれに関係があるようだ。

研究3

けんび鏡(倍率:10×10、10×15)でせんいを観察した。

結果

ぞうきんを使用することによって、せんいとせんいの間によごれがはさまり、カビがはえる。また、せんいがからまってねじれ状態になる。この時にぞうきんが固くなるのではないかと考えられる。

研究4

布の柔軟性を数値化し、固さを調べた。未使用のぞうきんと使用済みのぞうきんをそれぞれ10枚ずつ重ね、2kgのおもりをのせて圧縮させた時とおもりをはずした時の厚さを測定した。10回ずつ測定した。

結果・考察

おもりをのせた後のもどり方は新しいぞうきんの方が大きいことがわかった。使用済みのよごれたぞうきんは、固くなりやすく弾力性が弱い。このことからぞうきんが固くなる理由は、水分との関係ではなく、せんいのよごれ、または、せんいのもつれによることが大きいと考えられる。
未使用ぞうきんと使用済みぞうきんの弾力性の比較

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