第50回入賞作品 小学校の部
佳作

ヒグラシの羽化について

佳作

山梨県北杜市立秋田小学校6年
 岡本 和泉
  • 山梨県北杜市立秋田小学校6年
     岡本 和泉
  • 第50回入賞作品
    小学校の部
    佳作

    佳作

研究の動機

 小学校2年生の時からセミのぬけがらを集めてきた。昨年までの調査でわかったことは、
1.セミは種類によって羽化する場所がちがっている
2.羽化する場所は環境が変わることによって変わっていく
3.羽化する時期は環境条件によって変わる
4.ヒグラシは羽化初期にはオスが多く羽化し、だんだんメスが多くなって最後はオスとメスの総数は同じくらいになる
5.ヒグラシの羽化は気温と関係がある
6.ヒグラシは夜に雨が降ると羽化しない。昨年の調査で満月のころにヒグラシはたくさん羽化していたので、今年は、その確認調査も行い、5年間の研究をまとめたいと思った。

研究の方法・結果・考察

セミのぬけがらを集めた場所

 北杜市長坂町(1)大八田(標高755m)、(2)長坂町白井沢(標高870m)、(3)大泉町西井出(標高810m)

集めた時期

 2009年6月21日から8月15日 

方法

1)大八田では採取場所を4.5mおきに7カ所に分けた。それぞれの地点で、ぬけがらのあった場所、種類、オス、メスを記録し、羽化数、羽化時期を調べた。
2)それぞれの地点で温度計を1mの高さにつるして気温を、地中12cmに温度計をさして地温を、照度計で1mの高さの光量を、午前8時から午後8時まで2時間おきに調べた。
3)採取場所でどんな木がどこに生えているか調べた。

結果・考察

1)ヒグラシの羽化は7月中旬から8月上旬の1カ月に行われること、平均気温が高くなると多く羽化し、梅雨が長いと羽化の期間が短くなり羽化初期のオスの比率が低くなること、羽化のピークは梅雨明け前後であることがわかった。羽化初期のオスの比率をみることで、羽化期間を予想できると考えられる。
2)ヒグラシはスギが多く生えている地点で羽化数が多いことが確認できた。
3)満月とヒグラシの羽化との関係を予想したが、確認できなかった。


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